Japanese
English
薬剤
肺結核外科に於けるアドゾンVの使用経験
Clinical use of Adozone-V in the sergery of tuberculosis
匂坂 浩
1
,
賀来 隆典
1
,
田島 憲明
1
Hiroshi SAKISAKA
1
1熊本大学医学部第1外科学教室
1Dept. of Ist surgery School Medicine, Kumamoto University
pp.1055-1058
発行日 1958年11月20日
Published Date 1958/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202270
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1.緒 言
肺結核外科療法の最近の特色は,いわゆる重症肺結核症を取扱うことが多い点にあると考える.
即ち,患者の年齢多く,病歴は陳旧性であり,肋膜の肥厚癒着も高度で,肺活量も少なく呼吸能は全般的に低下しており,病巣の性状も単純な切除療法は不可能であるという様な症例を処理せねばならぬ事が多い.
Copyright © 1958, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.