Japanese
English
症例
虫垂Myxoglobulosisによる回盲部腸重積症例
Ileocoecal Invagination due to Appendix-myx-oglobulosis Report of a Case
杉本 雄三
1
,
藤野 昭三
1
YUZO SUGIMOTO
1
,
SYOZO FUJINO
1
1大和高田市民病院外科
1Surgical Clinic, Yamato-Takada City Hospital
pp.818-819
発行日 1958年8月20日
Published Date 1958/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202230
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- Abstract 文献概要
虫垂粘液嚢腫の一型と考えられるものに,粘液球を内容とする所謂虫垂Myxoglobulosisがある.本症は1909年Cagnettoの報告を以て嚆矢とされ,次でHansemannによって命名され,その後本邦に於ても約20例の症例が記載されている.最近我々はこの虫垂Myxoglobulosisを起点として起つた回盲部腸重積症の一例を経験したので報告する.
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