Japanese
English
症例
非上皮性胃腫瘍の一治験例
A Case of stomach sarcoma
相沢 青志
1
,
林 亨
1
,
本多 正人
1
Seishi AIZAWA
1
,
Touru HAYASHI
1
,
Masato HONDA
1
1大阪大学医学部第二外科教室
pp.45-47
発行日 1958年1月20日
Published Date 1958/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202114
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
緒言
胃に原発する悪性腫瘍は癌腫が多く,原発性胃肉腫は比較的稀な疾患で,Thompson11)(1950)によれば胃腫瘍の1〜2%に過ぎないとされている.胃肉腫はLondsberg(1840)が円形細胞肉腫を始めて報告して以来,Marshall12)(1950),Crile13)(1952)等の報告があり,本邦に於ては今(1901),上野,合屋1)(1940),権守2)(1942),土方4)(1951),井坂5)(1952)等の報告がある.
最近我々は胃に原発した組織球性細網肉腫と推定される一治験例を得たので茲に報告する.
Copyright © 1958, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.