Japanese
English
症例
後腹膜線維肉腫の1例
One Case of Retroperitoneal Fibrosarcoma
飯塚 穰
1
,
奥井 律二
1
Minoru IIZUKA
1
,
Ritsuzi OKUI
1
1国立療養所村松晴嵐荘
1National Sanatorium Muramatsu Seiranso
pp.757-759
発行日 1957年9月20日
Published Date 1957/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202052
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結合織性悪性腫瘍のうち,線維肉腫はその発生頻度に於て最も高いものであるが,後腹膜にその発生を見ることは極めて稀である.私共は2ヵ年前に剔出手術を行い,良性の線維腫と診断したが,後来これが再発し,急激な発育をとげ,試験的切除標本で悪性化を証明した一症例を経験したので報告する.
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