Japanese
English
綜説
外科疾患に於ける感応錠の応用
The Application of the Sensitivity Disc for surgical Diseases
傳田 俊男
1,2
,
波多野 錄雄
1
,
米山 武志
1
Toshio DENDA
1,2
1慶応大学
2健保組合下谷病院外科
2Shitaya Hospital
pp.623-628
発行日 1957年8月20日
Published Date 1957/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202026
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緒言
化学療法剤の出現によつて各種炎症性疾患の治療成績は飛躍的に向上した.しかしその反面,最近に至りPcショック,耐性菌の出現,菌交代現象等新しい難問題が提起されて来た.我々は学問的には不備な点があつても操作が簡単であつて,日常臨床上実用的な感応錠を使用して,外科疾患に於ける耐性菌の出現,並びに抗生物質の使用上留意すべき2,3の成績を得たので,こゝに報告する.尚本調査は本院細菌検査室に依頼して適正な化学療法を行う目的を以て行つたもので,あくまで実地臨床上の検討に過ぎないことを附記する.
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