Japanese
English
症例
所謂kissing ulcerの胃切除に続発せる廻盲部軸転不通症の1例
A case of Volvurus ileocaecalis due to the gastrectomy on so called kissing ulcer
黑沢 英六
1
,
大橋 登
1
,
尾辻 義則
1
Eiroku KUROSAWA
1
,
NoboruŌHASHI
1
,
Yoshinori OTUZI
1
1北見赤十字病院外科
1Kitami Red Cross Hospital
pp.517-518
発行日 1957年6月20日
Published Date 1957/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202006
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- Abstract 文献概要
胃潰瘍及びイレウスは日常屡々遭遇する疾患である.しかし所謂kissing ulcerは比較的稀れとされ,又廻盲部軸転不通症も全イレウス中稀なものとされている.吾々は最近kissing ulcerを有した患者に胃切除術を行い,その術後第4日目に廻盲部軸転不通症を発生し,第1回手術後第6日に再手術を行い,辛じて救うことが出来た1例を経験したので,こゝに報告する次第である.
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