Japanese
English
綜説
準備麻酔(Premedication)の再検討
The criticisum of premedieation
西邑 信男
1
,
山城 幸子
1
Nobuo NISHIMURA
1
1東京逓信病院麻酔科
1Department of anesthesy, Tokyo Teishin Hospital
pp.463-466
発行日 1957年6月20日
Published Date 1957/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201999
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完全な麻酔を行うためにはまず充分な準備麻酔を患者にあたえなければならない.
麻酔は麻酔前数日より始まる患者の評価及び準備麻酔に始まり,麻酔後数日にわたる患者の管理に終る.この準備麻酔は基礎麻酔と異なり,あくまでも主麻酔をより平滑に無事故に経過されることを目的とする.一方基礎麻酔は次におこなわれる主麻酔と同価値を有するものである.一般に中枢神経系及び呼吸系の深い抑制をもたらすようなものはむしろ基礎麻酔に属せしめるべきである.
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