Japanese
English
綜説
硬膜外麻醉の再検討
"Epidural Anesthesia"
西邑 信男
1
Nobuo NISHIMURA
1
1東京逓信病院麻酔科
1Dept. of Anesthesia, Tokyo Teishin Hospital
pp.313-318
発行日 1957年4月20日
Published Date 1957/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201967
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1885年Corningによってしめされた硬膜外麻酔の可能性は1901年フランスのSicard及びBa—thelinにより仙骨管を通して,1921年Pages次で1931年Dogliotti等により胸膜部よりの硬膜外麻酔として実現された.
その後Hingson,Hess,Odomにより一般化された硬膜外麻酔は脊髄麻酔の如く広く行われるにいたらなかつた.しかしこの数年来再び米英及び我国においてとりあげられ検討されつゝある.私はこゝに我々の行つた硬膜外麻酔よりえた結果を中心として硬膜外麻酔を論じてみた.
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