Japanese
English
術技
硬膜外麻酔法
Epidural Anesthesia
西邑 信男
1
Nobuo NISHIMURA
1
1東京逓信病院麻酔科
1Tokyo Teishin Hospital
pp.957-963
発行日 1958年10月20日
Published Date 1958/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202252
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硬膜麻酔は従来の脊麻とは,特に生体に対する影響がより少ないことで,種々の手術時に有力な麻酔法であることは,多くの1-3)研究者のみとめるところであり,特に最近はXylocaineをはじめとして種々のより有力な薬剤の発見により,英米に於いてはpopularな麻酔法となつてきている.
しかし我国4,5)に於いては2,3の報告者をのぞけば多くの麻酔医はすゝんでこの方法を試みようとする努力にかけている.その原因にはまず2つあげられ,1つは硬膜外腔穿刺の困難さであり,他は薬剤の使用法をよくわきまえていないことにある.
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