Japanese
English
綜説
保存血大量輸血の血液免疫学的研究
Blood Immunological Study of Voluminous Transfusion of Preserved Blood
德沢 邦輔
1
,
高橋 宏
1
,
梶谷 恵佑
1
,
関谷 錦治
1
Tokuzawa. K.
1
,
Takahashi. H.
1
,
Kagiya. K.
1
,
Sekiya. K.
1
1群馬大学渋沢外科教室
1Department of Shibusawa's Suagery. School of medicine, Gunma University
pp.589-594
発行日 1956年9月20日
Published Date 1956/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201846
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はしがき
最近,外科手術の進歩にともない,大量輸血,殊に保存血輸血が行われるようになり,その副作用もしばしば報告されている.われわれも保存血大量輸血時のクエン酸中毒1)や,出血性傾向2)の発現などに関して,報告してきた.
供血者血液に関しては,同型輸血を行うことが勿論望ましいが,所謂万能供血者としてのO型保存血の輸血が行われることが少くない.
Copyright © 1956, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.