Japanese
English
綜説
胃全摘出後の肝糖原
Liver Glycogen after Total Gastrectomy
権藤 嘉治
1
Yoshiharu GONDO
1
1九州大学医学部第二外科教室
1The 2nd. Surgical Clinic Medical Department, KYUSHU University
pp.423-426
発行日 1955年7月20日
Published Date 1955/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201636
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
教室に於ける胃全摘後の物質代謝に関する研究の一翼として,胃全摘後に於ける肝糖原の検索を企図した.
肝糖原量は食後経過時間,日時差等に依つても甚しく動揺するものと言われているので,単に1例1回宛の断片的検索では正鵠を失する惧れがあると思われる.従つて私は胃全摘犬の同一例に就て.食後時間を追うて肝糖原量の一日中の消長を追究し,見るべき知見を得た(文献4)ので,茲にその概要を報告する.
Copyright © 1955, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.