Japanese
English
症例
肺切除手術後の授動肋骨にみられた骨破壊像の1例
A Case of bone destructive image of the removed rib after the pulmonary resektion
大久保 信雄
1
Nobuo OKUBO
1
1川崎渡辺病院外科
1WATANABE Hospital, KAWASAKI
pp.755-756
発行日 1954年10月20日
Published Date 1954/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201531
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肺切除手術に際して胸腔内の合併症は種々の報告があるが胸壁に於ける合併症に関してはあまり報告をみない.然るに我々は,本手術を行い術後胸壁に於ける合併症を体験した,即ち肺切除施行後40日後に切断授動肋骨の前方授動部の崩壊を来し,胸腔に瘻孔を形成したため,この部分の肋骨切除をしなければならなかつた1例を経験したのでここに報告する.
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