Japanese
English
綜説
麻痺肩関節に対する癒著術の遠隔成績について
End-Resalts of Arthrodesis of Paralysed Shoulder
矢野 楨二
1
Teiji YANO
1
1久留米醫大整形外科教室
1Department of Orthopedic Surgery, Kurme Medical College
pp.292-294
発行日 1953年6月20日
Published Date 1953/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201243
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急性灰白髄炎後貽症としての三角筋麻痺に対して肩関節癒著術を行い上肢の機能回復を図ることは,Vulpiusによつて創始され,次いで各種手術法がSteindler,Ombredanne,Gocht,Gillその他により発表されている.神中教授は著書整形外科手術書に於いて,それ等に就いて極めて精細に紹介されている.又本手術の遠隔成績に就いてのResarch Comittee of the American OrthpedicAssociationの報告がある.私も久留米医大整形外科教室に於いて,本手術を施行された症例の遠隔成績を調査し得たので,その成績の概略と二三の考察を報告する.
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