Japanese
English
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極めて珍しい硝子嚥下症の1例
A Rarest Case of Swallowing A Piece of Glass
宮野 敏治
1
Toshiharu MIYANO
1
1東京都練馬區矢作醫院外科
1Surgery of Yasaku Hospital, Tokyo
pp.361
発行日 1951年8月20日
Published Date 1951/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200867
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緒言
この症例は子供の時に惡食競爭で硝子を食べ,数十年後にその硝子の一部が大腿部に排出された1症例であり,あまりにも珍らしいので,このように経口的に嚥下した異物の一部が如何なる過程を経てこのような部位に排出されるかの基礎的研究の一資料と考えたのと,患者の希望により硝子片の摘出と試驗的開腹術とを行う機会を得たので敢て報告する次第です.
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