Japanese
English
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肺結核手術に於ける循環障碍—出血の影響に就て
Circulative Obstruction at the Opration of Lung Tuberculosis
大出 忠之
1
Tadayuki OIDE
1
1東大分院外科
1Surgery, the Branch Hospital of Tokyo Univ.
pp.126-129
発行日 1951年3月20日
Published Date 1951/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200782
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I.緒言
肺結核手術に際しては一般に相当量の出血をまぬがれぬものとされ1),本手術の循環に及ぼす影響を論ずるに当り,出血量を無視しては,その原因を明かにすることは出来ない.
本手術の出血の重要さは既にWhite and Buxton2)により示され林田等3)もそのショック状態に出血の演ずる役割の大なるを指摘した.茲に私は胸廓成形術を主要対照として本手術の出血が循環に及ぼす影響を檢討した.
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