臨床講義
有毒昆蟲アヲバアリガタハネカクシによる眼障碍に就て
南 熊太
1
,
南 ミツ
1
1久留米大學眼科學教室
pp.69-75
発行日 1953年1月15日
Published Date 1953/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201405
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九州地方に於て初夏より初秋にかけて殊に蒸し暑き日に夕刻より夜間にわたり有毒昆虫「アヲバアリガタハネカクシ」により眼瞼線状皮膚炎を合併する急性結膜炎をおこし稀には重篤なる角膜炎症を合併する症例が少くない。
本症に就いての研究は眼科學的方面に於いては鹿兒島茂教授(熊大),高崎藏喜氏(熊大),靑山茂吉氏(熊大),武藤直也氏(熊大),江浦榮山氏(久留米大),淸澤又四郞氏(九大),桐山豪三氏(九大)等。
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