Japanese
English
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肺結核外科と麻醉
T e Surgical Treatment of Dulmonary Tubercvlosis and the Avalsthesia
宮本 忍
1
Shinobu MIYAMOTO
1
1國立東京療養所外科
1National Sanatorium of Tokyo
pp.612-615
発行日 1949年12月20日
Published Date 1949/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200564
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まえがき
肺結核の外科的療法が普及するにつれて,その適應症や手技に一段の進歩が見られるが,そのうちで比較的軽視されていたのは麻醉の問題である. ところが,戰後アメリカの文献によつて全身麻醉の進歩が紹介されるに及んで,わが國でもようやくこの方面の関心が芽生えてきた. 去る10月16,17日の2日間にわたつて京都で開かれた第2囘胸部外科学会でも,これに関する5題の研究発表があつた. 私は,最近齋藤紀仁博士と協力してこの方面の研究を初めているが,この小論では今までの経驗を中心として私見を述べてみたい.
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