Japanese
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特集 癌の補助療法アップデート
切除可能進行食道癌に対するJCOG臨床試験の変遷と今後の展望
JCOG Clinical trials for resectable advanced esophageal cancer
竹内 裕也
1
,
川久保 博文
1
,
中村 理恵子
1
,
福田 和正
1
,
高橋 常浩
1
,
和田 則仁
1
,
才川 義朗
1
,
大森 泰
1
,
安藤 暢敏
2
,
北川 雄光
1
Hiroya TAKEUCHI
1
1慶應義塾大学医学部外科
2国際親善総合病院
pp.650-655
発行日 2014年6月20日
Published Date 2014/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105072
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【ポイント】
◆切除可能進行食道癌は集学的治療の時代を迎え,外科治療成績の向上のために術前補助療法が模索されている.
◆現行よりもさらに強力なレジメンによる術前補助化学療法,あるいは局所制御をより重視した術前補助化学放射線療法による治療成績の向上が期待されている.
◆食道温存治療としての根治的化学放射線療法はさらなる治療成績向上のために,晩期有害事象の軽減とsalvage手術を根治的かつ安全に施行することが求められている.
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