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特集 切徐可能なStage Ⅳ胃癌に対する外科治療
手術の適応と成績:大動脈周囲リンパ節転移例
胃癌大動脈周囲リンパ節転移に対する術前補助化学療法
Neoadjuvant chemotherapy for gastric cancer with para-aortic nodal metastases
吉川 貴己
1,2
,
長 晴彦
1
,
利野 靖
2
Takaki YOSHIKAWA
1,2
1神奈川県立がんセンター消化器外科
2横浜市立大学外科治療学
pp.1440-1445
発行日 2013年12月20日
Published Date 2013/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104870
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【ポイント】
◆大動脈周囲リンパ節郭清術により,手術単独でも,組織学的転移例で20%程度,肉眼的転移例で10%程度の5年生存率が得られる.
◆強度を高めた2~3コースのS-1+CDDPによる術前補助化学療法と大動脈周囲リンパ節郭清術により,58.8%の3年生存率が得られている.
◆術前補助化学療法後の大動脈周囲リンパ節郭清術は侵襲が高くリスクも大きい.
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