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特集 一般外科医が知っておくべき小児患者への対応
知っておきたい疾患と治療のポイント
若年発症のがん
Cancers during childhood
黒田 達夫
1
Tatsuo KURODA
1
1慶應義塾大学医学部小児外科
pp.564-568
発行日 2013年5月20日
Published Date 2013/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104572
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【ポイント】
◆小児がんは全国で年間2,000~2,500例の新規発症があり,うち45%程度が固形腫瘍である.
◆神経芽細胞腫などの小児がんでは成人癌よりも短期間に腫瘍の増大をみるのみならず,原発巣の小さい場合にも転移を起こす.
◆小児がんの外科治療は近年は臓器温存が基本概念であり,さらに,肝移植の応用など新たな外科治療の導入が試みられている.
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