病院めぐり
市立八幡浜総合病院外科
的場 勝弘
1
1市立八幡浜総合病院外科
pp.1440
発行日 2012年11月20日
Published Date 2012/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104358
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当院は愛媛県の西南部で三崎半島の基部に位置する八幡浜市にあり,昭和3年に町立病院として開設されました.八幡浜市近辺は明治時代に鉱業・海運業・紡績業などの商工業が発達し,四国で初めて電灯がともった地です.第二次大戦後からは漁港および九州と四国を結ぶ連絡港として栄え,柑橘類の生産でも有名です.
当院は八幡浜市および周辺地域(伊方町と西予市の一部)を含めた八西地域における基幹病院としての役割を担っています.また,原子力発電所が近在し,初期被ばく医療機関・災害拠点病院に指定されています.病床数は312床(一般病床310床,感染病床2床)ですが,常勤医師数は22名(17診療科)と減少の一途をたどっています.昨今の医師不足によって,特に内科医師(現在,常勤4名)は減少が続いています.
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