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特集 知っておきたい放射線・粒子線治療
消化器癌に対する陽子線治療の現況と展望
Current status and future perspectives of the proton therapy in digestive cancer
有村 健
1
,
荻野 尚
1
Takeshi ARIMURA
1
1財団法人メディポリス医学研究財団がん陽子線治療研究センター
pp.1011-1015
発行日 2012年8月20日
Published Date 2012/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104178
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【ポイント】
◆消化器癌における陽子線治療の主な対象疾患は,切除不能な肝癌,膵癌および直腸癌の術後再発である.
◆管腔臓器は耐容線量が低く,内容物やガスを含み,固定が困難なため,原則として陽子線治療の対象にならない.
◆陽子線治療の適応は,腫瘍と近接する消化管との距離が離れていることが,最も重要な条件の一つである.
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