FOCUS
2011年 米国臨床腫瘍学会(ASCO)報告―GIST,胃癌,膵癌および肝癌における最新の知見
持木 彫人
1
,
桑野 博行
1
Erito MOCHIKI
1
1群馬大学大学院医学系研究科病態総合外科
pp.1537-1539
発行日 2011年11月20日
Published Date 2011/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103845
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2011年の米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology:ASCO)は6月3日から7日までイリノイ州のシカゴで開催されました.シカゴはミシガン湖の南西に位置する大都市で全米第3の人口を有します.シカゴのダウンタウンには超高層ビルや歴史的な建造物が建ち並び,北米経済の中心都市となっています.
ASCOの会場となったマコーミック・プレイスコンプレックスは北米最大のコンベンションセンターであり,端から端まで歩くとかなりの時間がかかります.本年度の米国消化器病週間(DDW)もこの会場で開催されました.ASCOは世界最大の国際的な癌専門学会であり,最新の癌研究発表の場となっていて,重要な癌治療研究はこの学会から発表されています.本年も多くの貴重な研究発表がありましたが,重要と思われる発表を紹介したいと思います.
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