Japanese
English
特集 目で見てわかる肛門疾患治療
肛門の局所解剖と肛門疾患の関係
Anatomy of the anus and relation to anorectal diseases
松田 直樹
1
,
日比 優一
1
,
清水 義雄
1
Naoki MATSUDA
1
1佐久総合病院肛門科
pp.1420-1427
発行日 2011年11月20日
Published Date 2011/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103823
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆臨床医にとって,ともすれば退屈に感じがちな肛門の局所解剖学であるが,肛門疾患の診断のもととなるので覚えておかねばならない.本稿ではその基本を説明する.
◆肛門を形態学的に捉えるとともに,肛門管の狭さ,広さ,筋肉群の緩みなどが肛門疾患の成因に実際にどのように影響を与えるかを説明する.
◆肛門科医として40年の臨床経験では,排便状態の不適切さが肛門疾患の原因の1つとなる.本稿では,それが理解できるようにイラストで説明する.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.