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北米における外科レジデント腹腔鏡基本手技トレーニングの現状
Fundamentals of Laparoscopic Surgery(FLS)program:laparoscopic surgery training in North America
倉島 庸
1
Yo KURASHIMA
1
1北海道大学大学院医学研究科腫瘍外科
キーワード:
腹腔鏡下手術
,
シュミレーター
,
外科教育
Keyword:
腹腔鏡下手術
,
シュミレーター
,
外科教育
pp.1403-1406
発行日 2011年10月20日
Published Date 2011/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103768
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要旨
手術室内だけでなく,その外での効率的な外科教育の必要性が増すなか,開腹手術に比べ難易度が高い内視鏡外科手術には,専門のトレーニングが必要とされている.医療用シミュレーターの発展に伴い,内視鏡外科分野でもトレーニングを目的とした様々なタイプのシミュレーターが開発されてきた.しかしわが国では,シミュレーターの使用を含めた内視鏡外科トレーニング共通のガイドラインやカリキュラムは存在しない.Fundamentals of Laparoscopic Surgery(FLS)プログラムは北米で開発された腹腔鏡下手術のための知識・基本手技トレーニングプログラムであり,American Board of Surgery認定に必須のプログラムとして採用されている.本稿では,このFLSプログラムについての解説と北米外科研修における現状を紹介する.
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