Japanese
English
特集 進歩する癌転移診断―外科臨床はどう変わるのか
〔原発巣別〕
膵癌
Pancreatic cancer
杉本 博行
1
,
中尾 昭公
2
Hiroyuki SUGIMOTO
1
1名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学
2名古屋セントラル病院
pp.1336-1341
発行日 2011年10月20日
Published Date 2011/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103750
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【ポイント】
◆MDCTによるthin sliceの多相ダイナミックCTが膵癌進展度診断に必須であり,小さな肝転移も検出されるようになった.
◆造影超音波検査やEOB-MRIがMDCTのみで診断困難な10mm以下の肝転移の診断に用いられる.
◆遠隔リンパ節転移や腹膜播種の診断にPET/CTや腹腔鏡検査が行われているが,標準化するには今後の検討が必要である.
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