特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
5.大腸癌の外科治療
■腹腔鏡下手術
横行結腸切除術
西澤 雄介
1
,
伊藤 雅昭
1
,
小林 昭広
1
,
杉藤 正典
1
,
齋藤 典男
1
Yusuke NISHIZAWA
1
1国立がん研究センター東病院大腸骨盤外科
pp.312-318
発行日 2010年10月22日
Published Date 2010/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103287
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■横行結腸癌に対する腹腔鏡下結腸切除術は高難度であり,習熟度を十分に考慮して適応を決定すべきである.
■郭清操作は繊細さが要求されるので術者は左右自由な2本の鉗子が必要であり,術者の鉗子が術野展開に使用されてはならない.
■郭清に際しメルクマールとなる構造物は十二指腸水平脚とTreitz靱帯を結ぶ仮想線である.
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