特集 できる!縫合・吻合
Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法
5.大腸
ヒルシュスプルング病手術の縫合
山高 篤行
1
,
宮野 剛
1
Atsuyuki YAMATAKA
1
1順天堂大学小児外科・小児泌尿生殖器外科
pp.278-282
発行日 2009年10月22日
Published Date 2009/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102818
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はじめに
ヒルシュスプルング病(以下,H病)は診断が確定すれば外科的治療は必須であり,肛門側の無神経節腸管を切除し,口側の正常神経節腸管を肛門部に吻合する結腸プルスルー法(PT法)が行われる(図1).腹腔鏡補助下PT法(LPT法)は1995年にGeorgesonによって考案された.本稿では,われわれの改良点を含めたLPT法について述べる.
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