Japanese
English
特集 消化器外科における経腸栄養の意義と役割
食道手術におけるimmunonutrition
Immunonutrition in esophageal surgery
猪瀬 崇徳
1
,
加藤 広行
2
,
桑野 博行
1
Takanori INOSE
1
1群馬大学大学院医学系研究科病態総合外科学
2獨協医科大学第一外科学
キーワード:
食道手術
,
免疫栄養
,
経腸栄養
,
周術期管理
,
腸管免疫
Keyword:
食道手術
,
免疫栄養
,
経腸栄養
,
周術期管理
,
腸管免疫
pp.1353-1358
発行日 2009年10月20日
Published Date 2009/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102716
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要旨:経腸栄養剤(enteral diet:ED)のうち,アルギニン,ω-3系脂肪酸,核酸などの特殊栄養成分が強化された栄養剤はimmune enhancing diet(IED)と呼ばれ,IEDを用いた免疫栄養“immunonutrition”の臨床治験が欧米を中心に広く行われ,従来の栄養法に比べて,合併症の発生を減少させるなどの利点が明らかになってきた.食道手術においても,特に侵襲の大きな食道癌手術の周術期管理法として,今後の発展が期待されている.
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