Japanese
English
臨床報告・1
急速に形態変化をきたした胃内分泌細胞癌の1例
A case of rapidly changing endocrine cell carcinoma of the stomach
木村 臣一
1
,
磯崎 博司
1
,
水野 憲治
1
,
岩本 高行
1
,
田中 紀章
1
Toshikazu KIMURA
1
1岡山大学医学部消化器・腫瘍外科
キーワード:
胃内分泌細胞癌
,
増殖速度
,
形態変化
Keyword:
胃内分泌細胞癌
,
増殖速度
,
形態変化
pp.543-547
発行日 2002年4月20日
Published Date 2002/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904841
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はじめに
胃内分泌細胞癌は一般的に悪性度が高く,急速に発育・転移をきたすと言われている.PCNA標識率を用いて細胞増殖活性を検討した研究1)はあるが,肉眼的に急速な形態の変化を観察した例は少ない2).今回,筆者らは約1か月間に急速に肉眼形態の変化をきたし,腫瘍の速い増殖速度を示唆する1例を経験したので報告する.
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