Japanese
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総説
腹腔鏡下右側結腸切除術における視野に関する考察―特に右側結腸の筋膜構成
Better operative-field understanding in laparoscopic right colectomy:right-side colon fascia structure
三毛 牧夫
1
,
加納 宣康
1
Makio MIKE
1
1亀田総合病院外科
キーワード:
腹腔鏡下右側結腸切除術
,
筋膜構成
,
癒合筋膜
Keyword:
腹腔鏡下右側結腸切除術
,
筋膜構成
,
癒合筋膜
pp.673-680
発行日 2009年5月20日
Published Date 2009/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102568
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はじめに
腹腔鏡下手術が消化器外科で一般的になり,大腸癌手術においてもその症例数は増加の一途を辿っている.右側結腸における手術手技においては内側アプローチ,特に後腹膜アプローチによって筋膜構成の理解が容易となり,そのため手術手技が確実なものとなった.しかし,その臨床解剖の理解は基本的な概念から離れた考察も多くみられる.臨床解剖では,その剝離層を発生学的認識に基づいた筋膜解剖から理解し,最適な層を選択しなければならない.
そこで今回,右側結腸切除術における筋膜構成について考察した.
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