Japanese
English
臨床報告・1
術前部位診断に出血シンチグラフィが有用であった上行結腸憩室出血の1例
A case of diverticular ascending-colon hemorrhage diagnosed by hemorrhagic scintigraphy
原 真也
1
,
澤田 成彦
1
,
津田 洋
1
,
畠山 茂毅
1
,
佐尾山 信夫
1
Shinya HARA
1
1国立病院機構善通寺病院外科
キーワード:
出血シンチグラフィ
,
大腸憩室出血
Keyword:
出血シンチグラフィ
,
大腸憩室出血
pp.549-551
発行日 2009年4月20日
Published Date 2009/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102546
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はじめに
下血によるショック患者の出血部位の同定は困難であることが多く,治療方針の決定に難渋することも少なくない1).今回われわれは,上行結腸憩室大量出血による出血性ショックの1例において,血管造影検査を施行することなく出血シンチグラフィ(以下,出血シンチ)により出血部位を同定し得た症例を経験したので報告する.
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