Japanese
English
臨床報告・1
梗塞壊死をきたした乳腺充実腺管癌の1例
A case of solid tubular breast carcinoma associated with infracted necrosis
小林 達則
1
,
池田 義弘
1
,
上山 聰
1
,
里本 一剛
1
,
末光 一三
2
,
荻野 哲也
3
Tatsunori KOBAYASHI
1
1三原赤十字病院外科
2三原赤十字病院放射線科
3三原赤十字病院病理
キーワード:
梗塞壊死
,
乳腺充実腺管癌
Keyword:
梗塞壊死
,
乳腺充実腺管癌
pp.247-251
発行日 2009年2月20日
Published Date 2009/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102481
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
乳腺の梗塞は,線維腺腫や乳管内乳頭腫あるいは妊娠中や授乳期の乳腺に発生することが報告されている1,2).しかし,乳癌症例においては腫瘍が自然に梗塞をきたすことはきわめて稀で,報告は少ない.
今回われわれは,広範な梗塞壊死を伴った乳管癌の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.