Japanese
English
臨床研究
首都圏における大腸癌の手術記録とデータベースに関する調査―東京大腸セミナーアンケート調査
Large intestine seminar survey of Tokyo metropolitan colorectal cancer surgical records and databases
斉田 芳久
1
,
中村 寧
1
,
高橋 慶一
1
,
池 秀之
1
,
板橋 道朗
1
,
市川 靖史
1
,
伊藤 雅昭
1
,
船橋 公彦
1
,
安野 正道
1
,
吉松 和彦
1
,
和田 建彦
1
,
高尾 良彦
1
Yoshihisa SAIDA
1
1東京大腸セミナー
キーワード:
大腸癌
,
データベース
,
手術記録
,
がん登録
,
大腸癌全国登録
Keyword:
大腸癌
,
データベース
,
手術記録
,
がん登録
,
大腸癌全国登録
pp.1603-1610
発行日 2008年11月20日
Published Date 2008/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102383
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はじめに
全国のがん診療連携拠点病院において院内がん登録の支援が厚生労働省により開始されているが1),いまだ進んでいない状況であり,ましてやそれ以外の病院での癌に関するデータベース(以下,DB)は医局内やグループ内,個人での運用が行われていると思われる.
そこで,大腸癌のデータベースの現状と問題点を探るために,首都圏を中心とした比較的大腸の治療を専門としている外科医の集団である東京大腸セミナーでDBと手術記録に関するアンケート調査を2006年8~9月に行った.本稿では,その結果を分析し報告するとともに,われわれが開発している手術記録とリンクしたDBの紹介を行う.
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