Japanese
English
臨床報告
急速に進行した直腸原発悪性黒色腫の1例
A case of rapidly growing anorectal malignant melanoma
福岡 秀敏
1
,
竹下 浩明
1
,
澤井 照光
1
,
安武 亨
1
,
永安 武
1
,
木下 直江
2
Hidetoshi FUKUOKA
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍外科
2長崎大学医学部・歯学部附属病院病理部
キーワード:
悪性黒色腫
,
直腸
,
tumor doubling time
Keyword:
悪性黒色腫
,
直腸
,
tumor doubling time
pp.1127-1130
発行日 2008年8月20日
Published Date 2008/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102236
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はじめに
直腸肛門部原発悪性黒色腫は稀な疾患であり,5年生存率は4.6%と予後不良である1).今回われわれは1.5cm大の粘膜下腫瘍として発見したものの,1か月後の診断確定時には10cm大にまで増大し,多発肝転移を伴うほどきわめて急速に進行した直腸原発悪性黒色腫の1例を経験したので報告する.
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