Japanese
English
臨床報告
ダブルバルーン内視鏡が診断・治療に有用であった回腸angiodysplasiaの1切除例
Laparoscopic surgery for angiodysplasia of small intestine diagnosed by double-balloon endoscopy:case report
岸本 朋也
1
,
水島 恒和
1
,
山森 一樹
2
,
中村 志郎
2
,
今北 正美
3
,
伊豆蔵 正明
1
Tomoya KISHIMOTO
1
1りんくう総合医療センター市立泉佐野病院外科
2りんくう総合医療センター市立泉佐野病院消化器科
3りんくう総合医療センター市立泉佐野病院臨床検査科
キーワード:
回腸angiodysplasia
,
ダブルバルーン内視鏡
,
腹腔鏡補助下
Keyword:
回腸angiodysplasia
,
ダブルバルーン内視鏡
,
腹腔鏡補助下
pp.1123-1126
発行日 2008年8月20日
Published Date 2008/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102234
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はじめに
これまで,小腸出血は内視鏡検査が困難であるため,診断・治療に難渋することも少なくなかった.近年,内視鏡機器の進歩に伴い,小腸に対しても胃や大腸と同じように診断・治療が行えるようになりつつある.今回われわれは,ダブルバルーン内視鏡が診断・治療に有用であった回腸angiodysplasia(以下,AGD)の1切除例を経験したので報告する.
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