Japanese
English
臨床報告
胃癌術後大腸転移の1例
A case of colonic metastasis from gastric cancer
小野田 敏尚
1
,
槙野 好成
1
,
橘 球
1
,
中島 裕一
1
,
山口 恵実
1
,
内田 正昭
1
Toshinao ONODA
1
1総合病院松江生協病院外科
キーワード:
胃癌
,
大腸転移
,
FDG-PET
Keyword:
胃癌
,
大腸転移
,
FDG-PET
pp.695-699
発行日 2008年5月20日
Published Date 2008/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102136
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はじめに
他臓器を原発巣として発生した悪性腫瘍が大腸に転移した,いわゆる転移性大腸癌は稀であり,その頻度は大腸癌全体の0.1~1%と報告されている1).
われわれは,胃癌術後1年8か月で横行結腸に孤立性転移をきたした症例を経験した.本稿では,わが国で報告された胃癌大腸転移症例の特徴をまとめ,若干の文献的考察を加えて報告する.
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