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特集 胆道癌外科診療を支えるエキスパートテクニック
胆道癌におけるMRI診断のコツ
MR imaging for biliary tract diseases
糸井 隆夫
1
,
山岸 哲也
2
,
祖父尼 淳
1
,
糸川 文英
1
,
栗原 俊夫
1
,
土屋 貴愛
1
,
石井 健太郎
1
,
辻 修二郎
1
,
池内 信人
1
,
劉 廣健
1
,
森安 史典
1
Takao ITOI
1
1東京医科大学消化器内科
2東京医科大学病院内視鏡センター
キーワード:
胆道癌
,
SPIO造影MRI
,
拡散強調像
,
PACE-MRCP
Keyword:
胆道癌
,
SPIO造影MRI
,
拡散強調像
,
PACE-MRCP
pp.625-631
発行日 2008年5月20日
Published Date 2008/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102122
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要旨:近年のMRIの進歩は著しく,その低侵襲性と優れた濃度分解能,さらには再現性や優れた客観性によって必須の断層画像検査の1つとなっている.従来の蛇腹式の計測器を用いた体外センサーに代わり,横隔膜の位置情報をナビゲータ・エコーを用いて直接検知するPACE(prospective acquisition correction)呼吸同期法による高分解3D-MRCPはMRCPの役割をさらに拡げるものとなるであろう.また,肝臓を中心に行われているSPIO造影MRIや拡散強調像による腫瘤の存在および質的診断も胆道癌領域において有用であり,今後の可能性が多いに期待される.
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