Japanese
English
臨床報告・1
肝囊胞からの発生が示唆された胆管囊胞腺癌の1例
A case of bile duct cystadenocarcinoma arising from a liver cyst
徳毛 誠樹
1
,
泉 貞言
1
,
小野田 裕士
1
,
鈴鹿 伊智雄
1
,
塩田 邦彦
1
,
斎藤 守弘
2
Masaki TOKUMO
1
1香川県立中央病院外科
2香川病院内科
キーワード:
胆管囊胞腺癌
,
肝囊胞
,
超音波検査
Keyword:
胆管囊胞腺癌
,
肝囊胞
,
超音波検査
pp.265-269
発行日 2008年2月20日
Published Date 2008/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102045
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はじめに
胆管囊胞腺癌は肝内胆管由来の肝癌に分類されるが,頻度は稀である.その発生素因として単純肝囊胞からの発生が示唆されている1).われわれは,肝囊胞として超音波検査での経過観察中に囊胞径の増大と囊胞内隆起の出現を認め,手術により切除し得た胆管囊胞腺癌の1例を経験したので報告する.
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