Japanese
English
特集 安全な消化管器械吻合をめざして
直腸低位前方切除術の課題と直腸反転法
The technical issues of low anterior resection of the rectum and prolapsing method
関本 貢嗣
1
,
山本 浩文
1
,
池田 正孝
1
,
野村 昌哉
1
,
竹政 伊知朗
1
,
門田 守人
1
,
伴 忠延
2
Mitsugu SEKIMOTO
1
1大阪大学大学院医学系研究科消化器外科
2大阪大学大学院医学系研究科解剖学講座
キーワード:
直腸低位前方切除術
,
直腸反転法
,
double stapling法
,
自動縫合器
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
直腸低位前方切除術
,
直腸反転法
,
double stapling法
,
自動縫合器
,
腹腔鏡下手術
pp.215-222
発行日 2008年2月20日
Published Date 2008/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102032
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨:低位直腸に対する直腸低位前方切除術において,最も大きな課題の1つに直腸離断がある.特に,男性では骨盤が狭く操作が困難な症例が多い.本稿では,視野の確保や自動縫合器の挿入など低位前方切除術の問題点を解剖学的な立場から解説し,対策について述べたい.そして,低位直腸癌の直腸離断を容易に行う方法として最近普及しつつある直腸反転法の手技の要点を紹介する.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.