Japanese
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臨床報告・1
TS-1(R)/CDDP併用療法が著効し根治手術が可能となった切除不能進行胃癌の1例
A case of advanced gastric cancer successfully treated by TS-1(R)/CDDP chemotherapy
片岡 庸子
1
,
河村 史朗
1
,
長田 勇気
1
,
島田 悦司
1
,
奥村 修一
1
,
藤田 昌幸
2
Yoko KATAOKA
1
1国立病院機構神戸医療センター外科
2国立病院機構神戸医療センター研究検査科
キーワード:
TS-1(R)/CDDP併用療法
,
切除不能進行胃癌
Keyword:
TS-1(R)/CDDP併用療法
,
切除不能進行胃癌
pp.121-125
発行日 2008年1月20日
Published Date 2008/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102015
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はじめに
TS-1(R)/CDDP(シスプラチン)併用療法は臨床第Ⅰ/Ⅱ相試験において切除不能進行再発胃癌に対し76.2%という高い奏効率を示すため1),現在,術前化学療法として最も注目されている.
今回,われわれは高度リンパ節転移を伴った切除不能進行胃癌に対してTS-1(R)/CDDP併用療法が著効し,根治手術が可能となった1例を経験したので報告する.
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