Japanese
English
臨床報告 1
特発性血小板減少性紫斑病に合併した胃癌の1手術例
A surgically treated operated case of gastric cancer with idiopathic thrombocytopenic purpura
蓮尾 公篤
1
,
利野 靖
1
,
米山 克也
1
,
鹿原 健
1
,
稲葉 將陽
1
,
高梨 吉則
1
Hasuo Kimiatsu
1
1横浜市立大学医学部第1外科
キーワード:
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
,
胃癌
,
免疫グロブリン大量療法
Keyword:
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
,
胃癌
,
免疫グロブリン大量療法
pp.723-726
発行日 2003年5月20日
Published Date 2003/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101404
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はじめに
特発性血小板減少性紫斑病(以下,ITP)は自己免疫性疾患と考えられており,それ自体治療に難渋する疾患である1).今回筆者ら,ステロイド療法にて管理されたITP合併胃癌に対して,術前免疫グロブリン大量療法を行い,安全に幽門側胃切除術を施行し得た1例を経験したので報告する.
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