特集 Q&A器械吻合・縫合のコツ
Q26 腸管のファンクショナル端々吻合のコツは?
渡辺 伸和
1
,
森田 隆幸
1
,
小山 基
1
,
佐々木 睦男
1
Watanabe Nobukazu
1
1弘前大学医学部第2外科
pp.362-363
発行日 2003年3月20日
Published Date 2003/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101274
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自動縫合器・吻合器の進歩,そして内視鏡下手術の普及により,消化管の吻合を手縫いではなく器械吻合で行う機会が増えてきた.本法の利点は,腸管径の差を考慮しなくてよいこと,大きな吻合径が得られること,そして解剖学的には側々吻合であるが,機能的には端々吻合となる点である1).本稿では機能的端々吻合(functional end-to-end anastomosis)の手技と,その要点について述べる.
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