病院めぐり
長崎県立島原病院外科
松尾 繁年
pp.1586
発行日 2004年12月20日
Published Date 2004/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101109
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当院(旧 島原温泉病院)は昭和41年4月に温泉利用のリハビリテーション医療を中心とした一般病床(内科,外科,整形外科)200,肢体不自由児病床100の計300床で長崎県島原市に開設されました.当地,島原は長崎県の島原半島の東部に位置し,背後に遠く普賢岳を配し,眼下に有明海を望む風向明媚な城下町です.
昭和48年に脳神経外科が常設となり,昭和57年の肢体不自由児病床の廃止とともに,300床の一般病床のみの病院と生まれ変わりました.その後,皆様ご存知の平成3年6月の雲仙普賢岳噴火災害を乗り越え,平成8年に災害拠点病院の指定を受けました.平成11年と13年には麻酔科および小児科が常設科となり,平成14年1月24日に一般病床254床(感染病床4)の新病院が開設されました.さらに泌尿器科と眼科が常設科となって名称も長崎県立島原病院と改称し,文字どおり島原半島における拠点病院となりました.
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