施設紹介
長崎県立特別養護老人ホーム「眉山」
後藤 敏郎
pp.136
発行日 1980年2月1日
Published Date 1980/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207080
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このホームは長崎県が昭和51年に島原市に開設したもので,運営は,同県障害者福祉事業団に委託し,特別養護老人ホームの制度のわくの中で運営されているが,実質的には,中間施設的性格を目標とし,県下要介護老人施設のモデル的なものとして計画されたものである.
島原市の南の端,松の疎林に囲まれた21,000m2の小高い敷地の中に建てられた2,765m2の鉄筋平家建て,後方は,近く雲仙の前峰である眉山を背景とし,前方には,街並みを越えて有明海を臨む風光明媚の地,港にも駅にも近く,リハビリテーション病院の県立島原温泉病院とも疎林を距てて隣接している.この種の施設の環境としては恵まれているといえよう.
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