Japanese
English
臨床報告・1
腹腔鏡下に切除した空腸石灰化線維性偽腫瘍の1例
A case of calcifying fibrous pseudotumor of the jejunum treated by laparoscopic resection
村上 泰介
1
,
中川 国利
1
,
鈴木 幸正
1
Yasusuke MURAKAMI
1
1仙台赤十字病院外科
キーワード:
空腸腫瘍
,
石灰化線維性偽腫瘍
,
腹腔鏡下手術
,
腸閉塞
Keyword:
空腸腫瘍
,
石灰化線維性偽腫瘍
,
腹腔鏡下手術
,
腸閉塞
pp.1417-1420
発行日 2006年10月20日
Published Date 2006/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100992
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はじめに
石灰化線維性偽腫瘍(calcifying fibrous pseudotumor:以下,CFP)は砂粒体を伴う硝子化膠原線維の豊富な腫瘍性病変で,慢性炎症性細胞の浸潤を認めるきわめて稀な良性疾患である1~3).
最近われわれは,空腸に発生したCFPによる腸閉塞例に対して腹腔鏡下にCFPを含む空腸部分切除術を施行したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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