Japanese
English
臨床研究
嵌頓痔核に対する手術の至適なタイミング
Appropriate period of surgery for acute hemorrhoids:patient satisfaction after hemorrhoidectomy
矢野 孝明
1
,
浅野 道雄
1
,
田中 荘一
1
,
石丸 啓
1
,
川上 和彦
1
,
松田 保秀
1
Takaaki YANO
1
1松田病院肛門外科
キーワード:
嵌頓痔核
,
結紮切除術
,
タイミング
,
待機手術
,
満足度
Keyword:
嵌頓痔核
,
結紮切除術
,
タイミング
,
待機手術
,
満足度
pp.1111-1113
発行日 2011年8月20日
Published Date 2011/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103686
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要旨
【目的】患者のアンケートから嵌頓痔核に対する手術の至適なタイミングを明らかにすることを目的とした.【対象と方法】2001~2009年に当院で嵌頓痔核に対して結紮切除術を施行した140例を対象とした.手術の時期を3つに(早期:0~3day,準待機:4~28day,待機:29day~)分類したうえで,満足度,失禁,狭窄についてレトロスペクティブに検討した.【結果】手術の時期は満足度,失禁,狭窄に影響しなかった.【結論】早期手術でも,待機手術と遜色ない治療成績を期待できると考えられた.
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