Japanese
English
臨床報告・1
下肢浮腫が発見契機となった尾状葉を中心とする肝限局性結節性過形成の1手術例
A case report of focal nodular hyperplasia in the caudate lobe of the liver with bilateral leg edema
石黒 要
1
,
佐々木 正寿
1
,
荒能 義彦
1
,
清水 陽介
1
,
南部 修二
1
,
寺崎 禎一
2
Ishiguro Kaname
1
1富山県済生会高岡病院外科
2富山県済生会高岡病院消化器科
キーワード:
肝限局性結節性過形成
,
下肢浮腫
,
後腹膜囊胞
Keyword:
肝限局性結節性過形成
,
下肢浮腫
,
後腹膜囊胞
pp.1343-1347
発行日 2004年10月20日
Published Date 2004/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100770
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はじめに
肝限局性結節性過形成(FNH:focal nodular hyperplasia)は良性腫瘍のひとつである.その発見契機は検診や腹部症状が大半である1).今回,下肢浮腫という稀な症状が発見契機となったFNHの1例に対し,外科的切除を行い,良好な結果を得たので報告する.
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