Japanese
English
臨床報告・1
腸重積の画像所見を呈した原発性小腸癌の1例
A case of invaginated primary carcinoma of the small intestine
上田 順彦
1,2
,
大場 大
2
,
根塚 秀昭
2
,
八木 治雄
2
,
山本 精一
2
,
礒部 芳彰
2
Ueda Nobuhiko
1,2
1国立病院機構福井病院外科
2舞鶴共済病院外科
キーワード:
原発性小腸癌
,
腸重積
Keyword:
原発性小腸癌
,
腸重積
pp.1215-1219
発行日 2004年9月20日
Published Date 2004/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100746
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
原発性小腸癌(以下,小腸癌)は消化管悪性腫瘍のなかでも発生頻度は低く,特異的な臨床症状にも乏しいため,早期に診断することは困難な症例が多い1).今回,通過障害の症状の軽快と再燃を繰り返し,画像診断で腸重積の所見が捉えられた小腸癌の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.