Japanese
English
臨床報告・2
腎静脈との連続性を認めた後腹膜漿液性囊腫の1例
A case of surgery for a retroperitoneal serous cyst with involvement of the renal vein
西岡 宏彰
1
,
中林 洋
2
,
木野 茂生
2
,
谷口 雅輝
1
,
北 寿美友
1
Nishioka Hiroaki
1
1西淀病院外科
2耳原総合病院病理科
pp.940-942
発行日 2004年7月20日
Published Date 2004/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100693
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はじめに
後腹膜囊腫は比較的稀に報告されているが,このうち漿液性囊腫はさらに少ない1).われわれは,有症状症例に対して摘出手術を施行し,囊胞壁が左腎静脈に連続し,起源が中腎組織由来と考えられた症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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